NPO法人 めぐみの里 灯り

ご挨拶

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代表者挨拶

NPO法人めぐみの里 灯り
代表理事
竹重 聡

皆様はじめまして。NPO法人めぐみの里 灯り代表理事の竹重 聡と申します。
私は、山口県萩市で米農家を営み、食育をテーマに活動してきました。
豊かな大地で育ったお米が、子どもたちの心と体の栄養となるように願いながら、日々土と向き合っています。しかし、食を通じて子どもたちと触れ合う中で、いじめや虐待といった社会問題が、私たちの身近に潜んでいることを痛感しました。外からは見えにくい心の傷を抱え、誰にも相談できずに苦しんでいる子どもたちがたくさんいます。そんな現状に、米農家として一人の大人として何かできることがないかと模索する日々でした。そして今回、私たちが掲げる「言葉が持つ力で 救われる命」と言う活動方針を形にするため、短編小説「また明日ね」を制作することになりました。この物語は10代から大人まで幅広い世代に読んで頂きたい猫の視点から描いたいじめと再生の物語です。
言葉を持たない猫だからこそ見えるいじめの悲しい現実とそれでも希望を捨てずに生きる人たちの姿を多くの人に知って頂きたい。
「また明日ね」と言う小さな約束。
この言葉を胸に苦難を乗り越え成長した三毛猫が路地裏で暮らす猫たちのリーダとなり猫たちの心の支えとなっていくお話です。
この物語の原作は、当団体事務局長の芳賀です。
芳賀は、長年支援学校や幼稚園での絵本の読み聞かせなど、子どもたちの支援活動に携わってきました。
その中で、いじめや虐待、ヤングケアラーといった様々な社会問題を現場で目の当たりにしてきたのです。子どもたちだけではなく、過去に心の傷を負いながらも今を懸命に生きる大人たちとも、ワークショップを開催し、その取材は6年にも及びました。この小説は、そうした長年の経験と取材を基に執筆した芳賀にとって初めての小説です。
「生きづらさを感じている人たちに温かい光を灯す役に立てれば」という、芳賀の切なる願いが、この作品には込められています。そして、芳賀の知人からの紹介で、山口県長門市在住のイラストレーター尾崎慎吾氏と出会いました。尾崎氏は、国内外で数々の賞を受賞され、詩人金子みすず詩集の挿絵なども担当されています。
「また明日ね」この小説の制作の思いを尾崎氏にお伝えした所、本の挿絵を担当して頂くことになりました。
また、物語の世界観をさらに深めるために、山口県防府市在住のピアニスト、荒瀬美保氏にオリジナルサウンド作曲を担当して頂きました。
この本が今、生きづらさを感じている人たちの心にそっと寄り添い、温かい光を灯すきっかけとなればと願っています。

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